ゆめをみた、こわい夢を。 《遠ざかる背中》に 凍えた… 在るはずのその温度を もう一度って 探してた むき出しの独りの夜 逃げる場所も 何もなくて 嗚呼、何時か戸惑いながら 自分を攻めてた だから傍に居て ずっとだと言って 悪魔の声を掻き消すまで 失わぬように、 そっと確かめる。 大切な記憶は 過ちになっても ねぇ、なぜか美しいだけ <♪> 青い蝶― お気に入りの髪留めを、 うなじに飾って 風に舞う 君はそれを 「標本みたい。」って笑った 呑まれてく光の渦 だけど とても易し過ぎて 弾き金を引ける準備を 私は、していた… だから傍に居て ちゃんと触れていて 私が指に溶け出すほど 息の音を止める、そんな快楽で かわいた約束は ケロイドを残して こんなにも愛おしいだけ <♪> だから傍に居て ずっとだと言って 悪魔の声を掻き消すまで 失わぬように、 そっと確かめる。 いつかその全てが 過ちになっても構わない 愛に冒して…