キミの住む街の空へ 飛行船が ユックリと弧を描いて 流れてる 鳥のようさ もう珍しくもない 空飛ぶ船は 何のために 浮かんでるのか 忘れてる 彷徨う 心との 影が ひとつ落ちて きっと キミの屋根を掠めて 街ごと 優しく包む ずっと 飛んでたんだね でも もう誰にも 見えない 空を 見上げることを 忘れた この星のボクらに それでも 今日も何かが 降り注ぐ シャワーのようさ ウチの前に 捨てられた空き缶を 思い切り蹴飛ばして その音にビビったぜ キミは 気づいただろうか 夕暮れの大きなシルエットに ボクはね ヘコんだり 働いたり この頃 大忙しさ 行先を知らない 怪鳥ロックよ 上昇気流に乗って もう天に帰れ 右にアンドロメダ 左にシリウスが 見える所まで