君が飾った夕方を窓から覗くことが 好き ちゃんと選んだ人間を愛せるような 世界がいい 僕とあなたの瞬間に 名前がないことが悲しいことに 気づいた瞬間に歌はきっと意味を 持つだろう 人のふりした 人形の理由のない体温と 4分割の表情は錆びた地平を繰り 返す 本能だけ流すラジオ 天国の匂いのするシーツ ありもしない公園に埋めた小さな 猫の死骸 なにもかもどうでもいいけれど 最初から君のことが好き 弱そうに震える青空を 迎えにいけるは僕らだけ 裸の涙が一番速度が早い愛の誓いさ 君といることはとても嬉しいんだよ 永遠に言うなよ 「さよなら」 の四文字は随分前に僕が 壊しておいてあげたから なくさないでね 皺寄せを拒んだ末路には 桜色に褪せた万象 暴力に憧れないで 悪意に魅力を感じないで 君がもたらした木漏れ日は 失敗の歴史だったんだね 綺麗だね 背中をね 押してあげるよ 君が飾った純粋をこっそり 真似することが好き ちゃんと選んだ人間を 裏切らない世界で良い 僕とあなたの瞬間に 名前がないことが悲しいことに 気づいた瞬間に歌はきっと意味を 持つ 裸の涙が一番速度が早い愛の誓いさ 君といることはとても嬉しいんだよ 永遠に言うなよ 「さよなら」 の四文字は随分前に僕が 壊しておいてあげたから 絶対讃美歌は終わらない 生涯讃美歌は途切れない 親愛なる君の暮らしている空の下を 僕は愛してるよ 壊れないように歌があるように こんにちは おはよう おやすみ ありがとう 愛しているよ