Track by茂木祐作
庭に咲いたアサガオが 首を垂れる頃 僕もきっと同じように 項垂れているものだろう 去年の夏に帰ろう 小さくなったサンダル持って 去年の夏に戻れば 君は恋をまだ知らないまま 夕立の泥濘を裸足で飛び越えて そんなに急ぎ足で 大人にならなくていいのに 去年の夏に沈んで 記憶の中を泳いでる どれほど深く潜れば 君の恋心に触れたの いつから気付いていたんだっけ 眠れないほど 痛む胸に 去年の夏に帰ろう 空気抜けた浮き輪に乗って 去年の夏に帰るよ もう少しだけそばにいてよ