響き渡る 鈴虫の音につられ 夜の風を取り入れた 夏の終わりに 思い出した 君との記憶がちらつく 慣れすぎた 一人の時間が壊れだす 覗き込んだ 三日月には兎も見えない -愛してる そんな恥ずかしい事 言えなくて 君は俯いたまま- 冷えすぎた お団子楽しむはずが もう返してよ 返してって言うの もう戻らない時を 天の川の年に一度きりの逢瀬 『ひと時でも 会えるならマシなほうでしょ』 夜空見上げ 縁側で愚痴を飛ばした 膝を抱え 吹き込む風が冷やしてく 愛してるって言えばよかったのに 言えなくて 今も 思い出してる 愛してるって言えばよかったのに もう愛してる 大好きって言ってるの もう戻らない時に