夜顔

歌詞

あの星の光は いったいいつの 光だろうか そんなことを考えていると 自分の存在が 不確かになっていくような気がして 怖くなるんだ 慣れない煙草の 煙は僕の 心を曇らせて 見えるものも見えなくしていく 人は何の為、歩いて行くのか 今日もその答えを 探しに行こうじゃないか 今夜も雨が強まりそうだ 涙を隠すにはちょうどいいかもな あの日から僕の時間は止まって もう動き出すこともないんだろうな 少し前の話だ 誰も知らない 間に世界は変わり始めて 僕は流れに乗り遅れたんだ 神様の篩が始まった 街灯の蜘蛛が 居なくなってる そうさ、皆も あるべき場所へ帰って行く 僕は一人取り残されて 隠れん坊を始めたんだ 探し物はもう 最初から決まっているんだ 今夜も僕は君に照らされて 想うような表情もできなくなって 我慢なんてしなくていいからと 思い出してまた僕は空を見上げる 今夜も雨が強まりそうだ 涙を隠すにはちょうどいいかもな あの日から僕の時間は止まって もう動き出すこともないんだろうな