ああこのまま鳥になって もうこの場所を飛び去って 誰もいない一人ぼっちの場所で 静かに生きていたい 子供の頃笑い合って それぞれの夢語り合って 輝いていたあの頃の二人は 今はもう欠片さえもない どうしてあの時 もっと素直に なぜあんなこと 言ってしまったの 何度同じこと 繰り返せば僕ら 憎しみや 争いや 罵り合いの毎日を 抜け出せるのだろう 悲しみのない さよならのない 明日を探し生きてきたけど 悲しみだけ さよならだけ 心に降り積もるのはなぜだろう 何も知らないフリをしたって それが嘘だとみんな分かってる 優しさだけじゃ拭えない痛みを 君もひとり抱えてるんだろ? 悲しみのない さよならのない 明日を探し続けたけど 悲しみだけ さよならだけ 心に融けず残るのはどうして ああいつの日か年を取って この気持ちさえ懐かしんで ただ穏やかに笑い合うような 未来は見当たらないまま いつも通り 今日がはじまる