足りなくなった愛情 どうか 愛をアイを恵んでほしいの カゴに詰めた 火点け棒 通りを進む人々 買わなくたって良いのです 承認欲求を満たして欲しくて 何者にもなれぬまま 過ごした時間 忘れたい 森に迷う夢 少女は呟く ならばもう一層 攫われたい ああ 迷わせて 満たしてほしいの 手の鳴る方に進め フラフラと 誘う声がする カラカラ飢えている 飲み干してしまいたい いつか 愛してくれる人が 現れて くれるからと また求めてしまうのです いらなくなった純情 どうか 愛をアイをもう一度ほしいの 傷に詰めた その想い 周りを囲む人々 癒えなくなった痛み どうかもっともっと癒してほしいの その波に溺れるほど 満たしていたい 忘れたい 君を呼んだ声 少女は追いかけ ならばもう一度 攫われたい ああ 迷わせて 満たしてほしいの 手の鳴る方に進め メラメラと 燃える音がする カラカラ飢えている 飲み干してしまいたい いつか 愛してくれる人が 現れて くれるからと また求めてしまうのです ああ 色んな事が色褪せる メラメラと 燃える音がして 何かを失ったったったった 迷わせて 満たしてほしいの 手の鳴る方に進め メラメラと 燃える音がして カラカラ枯れていく 飲み干してしまいたい いつか 愛してくれる人が 現れて くれるからと また求めてしまうのです 自らを捧げることすら厭わぬ私です