点と点をつなぐように 線を描く指がなぞるのは 私の来た道それとも行き先 線と線を結ぶ二人 やがてみんな海に辿り着き ひとつになるから 怖くないけれど いくつもの河を流れ わけも聞かずに 与えられた名前とともに 全てを受け入れるなんて しなくていいよ 私たちの痛みが今 飛び立った 剣と剣がぶつかり合う音を 知る為に託された剣じゃないよ そんな矛盾で誰を守れるの 何度も姿を変えて 私の前に舞い降りたあなたを 今日は探してる どこでも受け入れられようと しないでいいよ 自分らしさというツルギを 皆授かった 時には流れを変えて 何も持たずに 与えられた名前とともに 全てを受け入れるなんて しなくていいよ 潮風に向かい鳥たちが今飛び立った