君と見上げた 夜空に咲いて消える 二人の恋花火 夏になって教室をつなぐ廊下で はじめて話した あの日のこと 覚えてますか 好きな人がいると 聞いたときボクは 急に胸がチクッとなってた 何か話せたらって 時間だけが過ぎてく やっと出せた手紙はしわくちゃった でも君は笑ってくれて ただそれだけで 僕の心は満たされて 打ち上がった 君が火を点けた あの花火はきっと そのどれもが僕の胸に咲いて 早く言わなきゃ 伝えたいこの気持ちは 二人の恋の花火 切なく 響く ありがとう ああ、夜の帰り道 ホタルの光が綺麗だねと 見上げた君の横顔なぜか 急にさみしく見えた気がした (君と最後のデートは 青い花火が、とても寂しそうな夏の 夜でした。 来週、引っ越してしまう私に いつも優しくしてくれた君― 言い出せずにいる間、胸がくるしく て だから、もっと話したい ちゃんと、伝えたいよ) 言いたかった 言えなかった あの夏の日にもう 決めてたはずなのに 教えてよ あなたの心の中をのぞきたくて 手を伸ばし続けてた 私には何色が 咲いていますか? 君が火を点けた あの花火はきっと そのどれもが私の胸に咲いて ちゃんと言わなきゃ 伝えたいこの気持ちは 二人の消えてゆく花火 大人になり 離れてしまっても あの花火のように出会えた奇跡 大好きでした さよなら君の記憶 二人の距離はもう見えなくて 今日が最後の ありがとう