終わりのないイジメのこと。 友達がいないこと。 美術室で描いた絵には、 いろんな色があった。 ひとり孤独で暗い日々の中で、 声にならないけど、 僕らの明日を繋ぐのは、 生きてゆくこと。ねえ、そうだろ? 人は綺麗な色と 汚い色たちで出来ている。 そう、カラフルでもかまわないよ。 だから、また歩き出そう。 初めて知る友の優しさ、 溢れ出してた涙。 嫌いだった親の愛情、 気付けずにいた僕ら。 ひとり閉ざされた世界で過ごした “思春期の不思議”は、 今でも僕を迷わすけど、 生まれ変わっても僕でいたいよ。 人は生きてく中で 時に間違えた色を塗る。 そう、何色でもかまわないよ。 だから、また歩き出そう。 今も小さな傷は消えないまま、 “ここ”に残っている。 誰もがそれを隠しながら、 生きているんだ。ねえ、そうだろ? 人は綺麗な色と 汚い色たちで出来ている。 そう、カラフルでもかまわないよ。 だから、また歩き出そう。