久しぶりに朝陽が見たくて 冬の空の下に立つ あなたは遠くの空の下で 寝息を立ててるんだろう 霞んだ空気も流れる夜露も わたしを泣かせる為にそこにある あの鼻歌はいつの間にか忘れてしまった 街ですれ違う人混みの中で あなたを見つけた 当たり前のように 気づかないふりをして通り過ぎよう 戻れないなんてよく知っているの なのにどうして? こんなにもこぼれ落ちる想い 二人で見た夏の月は いまじゃ手も届かないほど高く 二人でやった秋の花火は バケツの水につかったまま わたしを泣かせるためにそこにある 二人で見た夏の月は いまじゃ手も届かないほど高く 二人でやった秋の花火は バケツの水につかったまま そばにいればよかったのに ずっと手を繋いでればよかったのに なのにどうして? こんなにもこぼれ落ちる想い やっと巡り始めた季節 優しい風が包む わたしを歩かせる光 あなたの風