熱い風に胸さわぎ お前をさらってく 時の小舟は今 南へと漂泊(ただよ)う 都会は難波船 心はぐれて 迷いながら生きた 淋しい水夫には お前の瞳が やさしい港さ ごらんよ羅針盤が 未来を指さしてる 七つの海を渡り 青い榔子の島まで もう離さない 熱い風に胸さわぎ お前を奪ってく 哀しい海賊に 徹笑み投げてくれ 人生はハリケーン 凍えた肩を 柔らかな両手で 暖めてくれたよ お前を抱きたい 渚の浅瀬で ごらんよ 羅針盤が 未来を指さしてる 見えない宝島の 地図を探すようだね もう迷わない 熱い風に胸さわぎ 舵は波まかせ 春の岬をめぐり 夏の岸辺まで