久しぶり よく知った暖かい声が 今朝の憂鬱 ゆるく抱きしめた 好きも嫌いも 君にばれないように あの時のまま演じてるだけ 窓辺の向かい合わせのソファー 君と腰掛けたら深く どこまでも沈めたらいいのに テーブルに落ちた影さえ愛おしい ねえ今ふたりは同じ気持ちかな いつだって馴れ合い 大人にはなれない 甘ったるさが愛おしい なんて子どものまま 相づちのあとに必ず一口飲む癖 熱々のままがいいの 溶けてしまいたい君と 沈む光 オレンジに染まるマグカップ 忘れられた 温もりだけが残されている 時間(トキ)が経つほど 冷めていくはずなのに あの時のように今日が過ぎていく 半端に飲み残された カップの奥のわがまま もう少しだけここにいたい理由 空っぽの沈黙が あなたを帰そうとする ねえ私の気持ちを 置き去りにしないで いつだって馴れ合い 大人にはなれない 分かってるのその無邪気な 笑顔に嘘はない 未完成な2人のさよなら 無理に流し込んだ 熱々のままがいいの 溶けてしまえない君と 熱したものはいつかは冷めて それほどに冷たいものはないから はじめましての甘い笑顔も 月並みだけど愛してるも 知らずに今日を過ごしたかった ココアが濃かったな 会わなきゃよかったな 甘ったるさが愛おしい なんて子どものまま 相づちのあとに必ず一口飲む癖 熱々のままがいいの 溶けてしまいたい君と