深呼吸して飛び込んだ街で 既に窒息寸前 何遍言ったって分かんねえ 何遍言ったって分かんねえけど また笑い合う 年甲斐もなく 性懲りもなくここに立って みっともないけれど それで泣けるよ ハロー ハロー 今も泣けるよ ハロー ハロー 何遍やったって分かんねえ 何遍やったって分かんねえのさ まだ声がする この街に来て 排気ガスを肺に落として あの日無くしたものが今は見えるよ 今も見てるよ どっかおかしくて百回言っても 千回やっても分かんないし 憂鬱なのは風呂に入って 忘れちゃう程度のことで 冬になって 春になって 息をするたびに花が咲いて 生きているだけで良くもなるけど それでも俺は「もう一回」と もう一回を