窓辺の椅子のゆれごこち 古いこわれたオルゴール ほんのうたたねのじゃまをする 例えばあたりは若葉色 輝く汗のあなたがいる 今にも視線をそらしてゆく 夢を辿るもどかしさ 愛を語るはがゆさ さかのぼる日々のつれづれを 軽いうそで装うなら 愛はひとりでにしおれてゆく なぜ あなたはここにいないの 例えば木立は枯葉色 背中をむけたあなたがいる 今にも視界がぼやけて来て 夢を辿るもどかしさ 愛を語るはがゆさ さかのぼる日々の折々を 軽いうそで飾るのなら 愛はひとりでにゆがんでいく なぜ あなたはここにいないの 夢を辿るもどかしさ 愛を語るはがゆさ さかのぼる日々の記憶には 軽いうそとメランコリー 愛はひとりでにこわれてゆく なぜ あなたはここにいないの