いまはただしあわせなのに 寝苦しい夜に走る、海岸通り抜けて いなくならないでよ、膝の上 火照る体、冷めぬ余熱 来週どこ行きたい?だなんて 付き合いたてのカップルか 些細な言葉が恥ずかしくて 好きよりごめんねが増えた 泣いてるあなたはもういないから 僕のことで涙流さない、だから 初めから僕ら 出会わなければよかったな 揺れる髪と白い横顔 愛情も音楽もあなただった 作り笑顔も強がる癖も もう僕のものじゃないんだね いまはただしあわせなのに 寝苦しい夜に走る、海岸通り抜けて いなくならないでよ、膝の上 火照る体、冷めぬ余熱 久々に街で会った 変わった服の系統も香水も 当たり前だよなと言い聞かせて くしゃくしゃな煙草を取り出す 「ねえ、一本だけ、くれない?」 お酒すら飲まない子だった くしゃくしゃに頭を掻きむしって 星柄の煙草に火をつけてあげた 咽せた、意味がわかった いまはただしあわせなのに あなたを歌うことをやめられない いなくならないで夜の群れ 震う声 覚めぬ両目 まあるい月明かりに映る 鞄の中と心が透けてた 赤と白のなんか見覚えのある 空の箱か、気にも留めない いまはただしあわせなのに 見苦しい夜を思い出にする いまはただ会いたいだけなのに 遅い、呼吸が少し歯がゆい いまはただしあわせなのに 寝苦しい夜に走る、海岸通り抜けて いなくならないでよ、膝の上 キラキラお星様も酔っ払う 朝が来る前に眠る
