今も僕はこの街にいて歌っている あの頃見た景色を憶えていますか? 錆びれたブランコで2人語り合った あの夕日が今色褪せてる 君の瞳は遠く見据えひた向きだ 僕はまだ足元も覚束ない ページを捲るリズムが終わりを 知らせ 少しだけ花の匂いがしてる 明くる朝に 君は遠く 行くことを知ったから またねの明日は もうこないかも だから今声にする さよならと言えない後悔をただ これからの航海で歌ってる 玄と藍 季節は巡っているけど この胸にずっと残っているよ その海原は荒れていた想像よりも おぼれた僕は深い奥に沈んでく 優しい思い出が色褪せ つらい過去だけが今も 僕らに縋りついてる 旅の中で 君と僕が 離れてしまったから 笑顔の日々はもう来ないかも だから今声にする ただ意味もない鼻歌を奏でる 君の横顔が懐かしい 雪と桜が混じる季節がきた 君は今どこにいるのかな なんてね探しに行くこともなく 今も僕はまだこの街にいるから 旅に疲れたその時は またあの場所にきて語りあおう 意味もない鼻歌を奏でる 君の横顔がそこあった 玄も藍も僕らには強すぎるから そのスキマでずっと君を 待っていたんだ さよならと言えない後悔をただ これからの航海で歌ってる 玄と藍 季節は巡っているけど この胸にずっと残っているよ 今もそっとこの胸に