静寂が騒がしくて耳を塞いだ 空がやけに近く見えた 赤く輝く月だけが ホシのありかを知ってた 薄明かり滲む街 探している 正しくなくても間違いだらけでも 幸せなはずの二人が どこかにきっといるかもしれない 今約束を交わそう 二人だけの秘密にしよう 首輪をつけた悪魔に唆されて 胸の奥を塗りつぶした 赤く輝く月の下 泳げない魚みたいだ ふいに触れる指先はまだ冷たいのに どうしてかな 不思議なほどに君の目は優しい 歪なままでも不自然なままでも それでも愛がここにある 君と僕だけが息をしている 赤い夜に飲まれてゆく 正しくなくても間違いだらけでも 幸せなはずの二人が どこかにきっといるかもしれない 結び直す赤い糸 正しくなくても間違いだらけでも 幸せに笑う二人を 僕ら必ず見つけ出せるから 今約束を交わそう 二人だけの秘密にしよう