栞のない本のような夢の中 いつか醒めたら戻れないんだって 知らずにいた 夕立で濡れたアスファルトはまだ 乾かないまま冷たい夜を泳ぐ 明々、気付いてたんだ レディメイドの嘘に 全然、似合ってないよ ヴァニティにウォーキング また珈琲の泡が静かに消える 苦いだけの約束みたいにね 朝を待っても きっと帰らないんでしょ ねぇいつも通り キスとモーニング Please call me back 零時の孤独と秒針の音 目を背けた点滅信号 憂いばかり巡る 栞のない本のような夢の中 いつか醒めたら戻れないんだって 知らずにいた 夕立で濡れたアスファルトはまだ 乾かないまま冷たい夜を泳いで