へこんだ箱に手形残ってる 眠らない4時15分 継ぎ目は縫いたてのシャツのよう 悔しい、醜いな 安売りカゴは息苦しいから 決して認められたいんじゃない ぼくがぼくを確かめたいんだ 連れてかれたいと強く願うのは 誰かに踊らされてるんだ ああ、惨めだ ごキゲンのキレた売れ残り相手は 擦り減るだけ、知ってる 必要とされたかっただけなのに ジャマなんて言わないで 棚の後ろからまた手のひら睨んだ カラフルに毎日入れ替わっても ぼくはまるで捻じ曲がりかぶれ 無知であることを知るかのように 無力なぼくを受け入れるんだ 冷え切った夜中待つの、迎え 止まる足音 高鳴る鼓動 「よく見りゃきみも 悪かないじゃないか」 て言って、手にとってくれたらな 決して認められたいんじゃない ぼくがぼくを確かめたいんだ 連れてかれたいと強く願うのは 誰かに踊らされてるんだ カラフルに毎日入れ替わっても ぼくはここで待つしかないけど 無知であることを知るかのように 無力なぼくを受け入れるんだ ほら、朝だよ