バイオリンの見た 夢はあの子の腕の中 歌わないで眠ること 静かな夜 静かな朝 ベッドの中 声はあげないで バイオリンの歌声はあの子の腕の中 高らかに響いてる 役に立たない寝顔を 見つめてみたいな 何も奏でないで 抱きしめて そのままで 夜明けの青さに包まって バイオリンの見た 夢はあの子の腕の中 歌わないで眠ること 静かな夜 静かな朝 ベッドの中 声はあげないで タイプライターの気がかりはあの 子のお話が 終わらないままでいること 続きがまだ 気になってしかたがないな 早く思いついて タイプライターの見た 夢はあの子のお話が 終わらないで続くこと 懐かしい指がいつかまた 触れたらいいな 四角い箱を出て 手紙にも 小説にも しないでくれても別にいい タイプライターの見た 夢はあの子のお話が 終わらないで続くこと 続きがまだ 気になってしかたがないな 早く思いついて バイオリンの見た 夢はあの子の腕の中 歌わないで眠ること 静かな夜 静かな朝 ベッドの中 声はあげないで