見慣れたホーム 小鳥が歩く さえずり遮られ どこかへ飛び立つ いつでも取り出せる思い出たちと 戯れていた 美化できるのは過去だけ 肯定と校庭でいつか見た夢が 聞こえてくる 自信なさげに か細い声で 自分を語りはにかんでいる あの日のボクは 何も恐れず 照れ隠しから話題を変え 見慣れた並木道 匂いは変わらない 寂しさ五月雨と洗い流せたら いつでも取り出せる 手遅れな後悔と航海 美化できるはずの過去を 描こうとしても 嫌いだった自分に出会う あの頃みてた 輝くStar 今思う こう思う 幻想だった・・と あの日のボクに罪は無いけど あまりに無邪気で無心過ぎた 古いフィルムが流れるとき あれからボクは 何かを恐れ常に理由を探している 聴こえる筈の声を遮り ドアを閉めて籠るだけ あれからここまで止まることない 波にのまれ漂っている 耳を澄ませば聴こえてくるよ 自分の本当の心の声 鳥のさえずりに 耳を澄ませて
