イリーナはせっかちで (feat. KAITO)

歌詞

青空 翔る飛行機は ニヤッと笑い 得意顔で 追い越してゆく ボクは急いでキミの待つ家へと 走っていく 草の上で 寝てる人がいる その主人の顔を 舐めてる犬がいる 昨日の雨 忘れるほど 晴れた空の下で なぜか ランラランラランランラ ボクの胸は ずっと高鳴って ソワソワしていた ランラランラランランラ 憎いくらいに 透明な風の中 ひたすら 走る イリーナ イリーナ 早く声が聴きたいよ どうせいつもみたいに 「帰りが遅い」とか 「連絡がない」だとかって 怒ってるんだろうな イリーナ イリーナ せっかちなキミだから 遠くで爆発してる音 どれだけ謝ったって ダメだと知ってるけど ねぇ 許してくれよ イリーナ 青空 割るように上る雲 焦るボクを 包み込むのは小麦畑 それを抜ければ キミの待つ家まであと少し だけど ライラライラライライラ 待ってたのは 怖くなるほど 静かな我が家で ライラライラライライラ 悪い夢なら それでもいいと 何度も祈るよ あああ・・・ イリーナ イリーナ 頼む声を聴かせてよ ずっとこっちも見ないで 口だって利いてくれなくなって ねぇなんで そんなに冷たいの? イリーナ イリーナ せっかちなキミだけど お願いだから いつものように大きな声を出して あの太陽みたいに ねぇ 笑ってくれよ イリーナ イリーナ・・・ あれから幾歳月が経ち 今年も小麦畑が 黄金（こがね）に輝いた ああ なんて美しいんだろう キミはもういないのに