終電過ぎた深夜2時 解散したタクシー乗り場 角の公園まで 君と2人 同じ道 ハイボールと気まずさに いつもより多弁になる君の 足元はふらついても 私の頭は冴えている 心の沼の底に沈んでた感情が 死海のように浮かび上がる 君がかけた粉で からかわないでプレイボーイ だって本気じゃないでしょ 惑わせないでバッドボーイ 寂しさと悪い酒が私を愚かにする 頭痛で目が覚めた朝 素面じゃ 返事も返らない いくら粗末な手品でも その種明かしは まだ先だ いっそ記憶 全部なくしたフリでもしようか 誰も気付かず 傷付かず 葬られてくだけ からかわないでプレイボーイ 私本気にしてないから 惑わせないでバッドボーイ もし今すぐ 取り消すなら なかったことにしてあげる もう二度と 浮き上がらないように 痛みで塗り固めた石に括って沈めた いつか泥になって消えるだろう 永遠にさよなら からかわないでプレイボーイ だって本気じゃないでしょ 惑わせないでバッドボーイ もし本気なら 何も手に付かなくさせたまま 放っておかないで 今すぐ返事してよ