あれからどれくらい歩いてきたかな 君の一歩後ろ 川沿いの道を 紫の空も黒に変わってく 青白い光が輝きはじめた 君の一歩が遠くなって 僕の一歩は転がった 君の一歩が遠くなっていくんだ あのね 君が夜空を 見上げた時気付いてしまったんだ だけど君とまだ歩いていたくて 気付かないふりしたよ 少しもう少しだけ隠して ぼんやりと肩の重み感じながら あと少し歩くよ 川沿いの道を この広い川も無限に続くようで どこかに終わりがあるんだ 笑って 笑って 笑ってほしいの 笑って 笑って 笑って あのね 君が夜空を 見上げた時気付いてしまったんだ だけど君にまだ騙されてたくて 笑って誤魔化したんだ 少しもう少しだけ嘘吐いて 午前二時 自販機の前で 午前四時 ホームのベンチで 午前五時 始発に揺られて 午前九時 眠りから覚めて 午後五時 扉をくぐって 午後九時 キラキラ光って ねえ 覚えてる? あのね 君が夜空を 見上げた時気付いてしまったんだ だけど君とまだ歩いていたくて 気付かないふりしたよ 少しもう少しだけ隠して 君はどこにいても笑っていて