化粧する後ろ姿 ただぼんやり 眺めていた 学生時代に流行った あのメロディーを 口ずさんでいる モノクロームのフィルムのように いくつもの場面 浮かび消えてゆく 不思議だ なぜメロディーは 時を越えて輝きだす タイムマシンのように 全て変わりゆく この世界の中で たったひとつの星のように 何も変わらない 光がそこにある 振り向いた笑顔 僕らの人生 <♪> 過ぎ去った時代の友よ 今日もどこかで笑っているかな あの夜みんなで歌った あのメロディーを覚えてるかな 大きな夢を 抱いた時も そしてあきらめた時も 君がいたよ 何だかあたりまえのように 今はそばにいるけれど 本当に出会えて良かった いつも描いている ラストシーンがあるんだ 何も持たずに歩いてる ふたり手を握り ただ木漏れ日の道を なぜだろう 涙が 全て変わりゆく この世界の中で たったひとつの星のように 何も変わらない 光がそこにある 振り向いた笑顔 僕らの人生