人混みを抜けて 振り返らないで 何を求めたろう この街で スピードを上げて 息は荒れたままで この歩みはもう 止まないと 風が そっと 耳元で囁く 美しすぎるまま この胸を捕えたままの 君は 儚すぎるままで 壊れそうな 世界を閉じて それは突然の 予感に射たれて 目を逸らせなくて そう君から 歩みを止めたよ 僅かな時間だけ 言い訳などもう 出来ないさと 風が 強く この胸すり抜けた 大切な想いを 伝えたい 今伝えたい 君に... そばで輝いていて 僕が奪う 世界の中で 大切な想いを 伝えたい 今伝えたい 君に... 美しすぎるまま この胸を 捕らえたままの 君は 儚すぎるままで 哀しみさえ 艶やかなまま 止まない吐息さえも 冷めない君の身体も 滲み はみ出した そう夜空に 星が消えゆく様に 闇に浮かんだ二人 甘い 微熱