君といつも聴いてた あの歌を歌う そこまで届くように 風に乗せて歌うよ 手招きをされてるのは きっと僕じゃなくて だけど ねぇ僕を呼んで そこに 焼き付けるように 褪せないように 封じ込めて 鍵をかけたい 今もずっと 明日もずっと 僕らはこのまま 君が教えてくれた あの花の言葉を 誰より好きだった 君に捧げ生けるよ 朝だけは 一度だって 裏切らずに来るよ だからねぇ また会えると 言って 君の笑顔に くじけぬように ためらわずに 笑えるように 昨日よりも 今日は強く 明日はそれより 君といつも歩いた この道を行くよ どこまで続くのか 君に辿り着くまで 海の底へ 空の彼方へ 雨雲の向こうの月の裏へ 君といつも聴いてた あの歌を歌うよ 誰かに届くように 風が運んで行ったよ