朝焼けの貿易船が 答えを教えてくれる そんな気がしてこんなところまで 来てしまった 海賊の気持ちになって 海でも眺めていれば 僕の孤独も少し楽になるかな 今をただ生きてゆく 昨日へは戻れない 優しくなりそびれた僕が 海を見ている だらしなく背中を丸めて やがて世界は僕を 忘れてゆくだろう 悲しみはどこへゆくのか 太陽が朝の海を染めて 僕に話しかけている これまでを思い起こせば 考え込む日々だった 解決出来ないことが多すぎて そして泣いた 地球儀をひっぱりだして 気が済むまで回して遊んだ 今 あの海へ来ているよ それは僕だけじゃなく 誰も同じことだと 真面目なことを思いながら 海を見ている 少しだけ涙を浮かべて いつか孤独の果てに 悲しみを見ても 旅立つ貿易船と この景色を思い出すだけで 僕は時を越えていられる <♪> やがて世界は僕を 忘れてゆくだろう それでも歩いていかなきゃ 太陽が朝の海を染めて 僕に話しかけている 聞こえるよ 遥か南の島 聞こえるよ 僕に似た誰かが笑っている