曖昧な記憶に迫る 日焼けした真昼の風景 少年はひなびた隘路に 太陽を投げ捨てた 危ない橋を渡るなら 靴と灯りは置いていけ ガラス張りの目を閉じれば すべてが見えるはずさ 傍観者に笑われて 放浪者になってようよ 後悔はしないと言いながら モノクロの空を睨んで ギンガムの街を歩いた 遠くから聞こえる合図 過ぎてゆく日々の音がしてた <♪> 白塗りの僕らを苛む 黒蜜の怠惰みたいだ そのうちに霧が晴れたら すべてはうまくいくさ 面倒たちに追われて 逃亡者になってたんだ 焦燥ばかりを撒き上げて 錆びついた鉄の匂いで ガーベラの君を想った ざらついた石の路上に 足跡を刻みつけながら <♪> 痺れた手をつないで 望みを連れている 虹のような地平線の向こうまで モノクロの空を睨んで ギンガムの街を歩いた 遠くから聞こえる合図 過ぎていく日々の音して 錆びついた鉄の匂いで ガーベラの君を想った ざらついた石の路上に 足跡を刻みつけながら 二度と後戻りができない様