やけに冷える街の風は 君がいないから やけに多い人の波にのまれてただ 立ち尽くす 空っぽの時間が重すぎて溢れていた 幸せの日を探す I remember you 君の名前を聞くだけで 同じ香りがするだけで息苦しくなる 君がいた記憶と出逢う度に いつもよりずっとずっと 小さくなってゆくこの声も 絶えぬ想い風に乗せて何処かへ 飛ばせたら 誰かのために生きることを 思い出したら 空っぽの時間のその先へひとつ足を 運べるのだろうか I remember you 同じ景色が在るだけで 君の好きなものを見るだけで 息苦しくなる きっと今も君はあの日のまま 暖かく潤んだ瞳堪える 思い出流さないように 恋をして生まれたか細くまっさらな 自分は ほんの少しの傷でも崩れてしまうの 弱さに気づいてまた強くなって 隙間を紡いでゆく 何気なく君と歩いたこの道も 他の誰かとはもう二度と 歩けないのだろう 君がいた記憶は僕の中で あの日から少しずつ 虹色に染まってゆくんだ