相対するもの探し 安堵して拗らす優越感 揺蕩う君の言葉が 棘のように突き刺す痛む古傷 停滞していく歩み 目の前が眩んで底に堕ちる 揺蕩う君の笑顔が 毒のように蝕む日々の馴れ初め 五月雨のように 乱れて色褪せて 冷えた身体を 君に見せたいな 愛の象徴を表現 駄作だっていいよ なんて言うから ねえ、ねえ、いっそ、 あの部屋にあった 確かなもの忘れぬ日々 そっと微笑んだ 君の優しい振る舞いが辛かった 惰性で見て逃げ描いてた 透き通る哀しい横顔 僕は貴方を 汚していただけかもしれないな 来る日も来る日も反転攻勢 油断大敵 落とし穴 取るに足りない会話の中に グサグサに刺さる刃の言葉 笑う仮面 踊る果実 喚く小人 続く闇夜 そんな小さな世界で燻っている 負け犬がいるから 霧雨のように 薄れて色褪せて 冷えた身体を 君に見せたいな 愛の虚像を表現 誰にだってあるよ なんて言うから ねえ、ねえ、いっそ、 あの部屋にあった 僅かなもの忘れぬ日々 そっと微笑んだ 君の儚い表情が辛かった 惰性で見て逃げ描いてた 透き通る哀しい横顔 僕は貴方を 苦しめていただけかもしれないな 時に夢見せ 時に惑わせ 時に希望を 白の中で あの部屋にあった そっと微笑んだ