君といた秋空の下 君と見た雲の流れに 遅いなって気づいたんだ 君と歩いた道にひとりぼっち 君が肌寒いねって言うから 僕が着てたこのシャツを君に貸すよ 少しニヤケながら嬉しそうに 「あなたのにおいがするね」って 言うんだよ 想い出になるのが怖くて 君に素直になれなくて 君を何度も泣かせたね 嘘もたくさん付いてきたし もう君の涙は見たくないし もうお別れをしよう 9月の雨に打たれる僕を 可哀想な目で見て笑ってよ 哀れな目で見て嘲笑ってよ あの時君に貸したシャツを 返してもらうためだけに 君に連絡するだけだから 寂しくなんかないわあなたが いない見慣れた街を歩くことは 寂しくなんかないわあなたと またここで会える気がして 待ってるの 思い出になってしまった 想い出を思い出して また涙を流してる 嘘もたくさんつかれてきたし 都合のいい女にもなり下がったのに 別れを告げる権利ないでしょ? 9月の雨に打たれる私を 可哀想な目で見て笑ってよ そっと傘を差し出してよ あの時君に借りたシャツが まだクローゼットの中で光ってる 君からもらった服で隠した 9月の雨に打たれる二人を 可哀想な目で見て笑ってよ 寂しい目で見て嘲笑ってよ 思い出を思い出した時 涙が出てたあの頃には もうお別れをしよう 10月の風に吹かれながら 晴れた空の下で また会おう、今 涙なんてもう見えないから あの時君に貸したシャツ あの時君に借りたシャツを今 渡す為だけに会う口実を