獨行道

歌詞

東雲を 遠ざける雨 嗚呼 人の情け 通せんぼ 死に場所を 探し進めど 生き方は 知らぬが花 空蝉ばかり 嘆くこの世で 強さを求めて 成れの果て 嗚呼 誰か この孤独に 止めを刺してはくれないか 切っ先で 交わす言葉だけが 望む「左様なら」をくれるなら 屍を 吹き抜ける風 嗚呼 魂だけ 通りゃんせ 水芭蕉 避(よ)けた足音 その覚悟 斬らぬは仇 神仏(かみ)こそ信じ 神仏に頼らず 弱さも抱きしめ 狂い咲き 嗚呼 さぁ今 この孤独に 止めを刺してはくれないか 切っ先で 交わす言葉だけが 望む「煌き」さえもくれるから 今までで たったひとり お前とだけが 時間(とき)を止め この生命(いのち) 美しいまでに ぶつけ合えた… なのに… 「なぁ行くな…オレを一人にするな!」 嗚呼 誰か この孤独に 嗚呼 誰か この孤独に 止めを刺してはくれないか… 切っ先で交わす言葉だけが 望む「左様なら」をくれるなら 嗚呼 誰か この孤独に… 止めを刺してはくれないか…