あの日 どうして あんな遠くまで行ったのだろう? なぜか わからないけど ふと思い立った <♪> 線路沿い 僕らは歩いた まっすぐにどこまでも 夕日が沈むまで そう 一回 試してみたかった 涯(はて)まで目指せば どこへ辿り着く? 言葉も出て来ないくらいに 夢に疲れ果てて 帰りたくなった あの日 どうして あんなに遠くまで行ったのだろう? いつか観た映画の真似をして… きっとどこまで 行っても何もないってことを たぶん 僕らは知っていたのに… 青春は退屈で 無謀なことを試したかった あれは…Stand By Me <♪> 何回か 電車は来たけど こっそりと逃げるには 駅は見当たらない そうどこにも 地図なんてないんだ 終わりにするには 辿り着くことさ 夕日にやがて見放されて 星明かりの下を 希望も見えずに あの日 あれから どうやって家まで帰ったのだろう? 何も覚えてなんかいないけれど 確か 僕らは ホントに疲れてしまったから そうだ 電車に乗って帰ったっけ 大人たちはいつでも 正しかったと思い知ったよ そんなStand By Me <♪> 知らない間に近道していた 知らない間に大人になっていた 「Stand By Me」 あの日 どうして あんなに遠くまで行ったのだろう? いつか観た映画の真似をして… きっとどこまで 行っても何もないってことを たぶん 僕らは知っていたのに… 青春は退屈で 無謀なことを試したかった あれは…Stand By Me.