貴方は隣の家のお兄さん 寂しいワタシの子宮を食べた すごく痛いけど愛されることを 初めて知りました 家に帰るとすぐにパパが わたしの身体を触る それはやめてよ! だって本当に痛いんだもの! 肋骨をこじあける苦い音 ドリルさんの独壇場! 全身が痺れちゃうのっ! あのね?わたしの真ん中のほうは 空っぽだけどそれでも好きだと 言って舐め尽くしてくれる 貴方が好きだった でもね、食べれる所が 次第となくなってくると 知らない人を連れてきてね パパと同じことをしたの! 肋骨をこじあける鈍い音 ドリルさんの独壇場! 全身が焼けちゃうの! もうこれ以上の 愛を絶やさないでと願った 戻れないね… 軋む身体を引きづり向かう アナタの傍へ 無視しないで! 醜いワタシを最後まで抱きしめて 食べてね 肝臓さえも。腎臓さえも。 膵臓さえも。心臓さえも! (毎日毎日減っていくわたしの ココロでつくった腸詁 見知らぬ人はそれを生ごみと 一緒に炒めて売った パパもおじさんもお兄ちゃんも そう人類全員まとめて わたしの身体に閉じ込めて 消えてしまえば楽なのに) もうこれ以上の 愛を絶やさないでと願った 残り少ないわたしを汚いからと、 醜いからと捨てないで ねぇ…これ以上に苦しませて? 腐り果てるまで ねぇ見つけだして? 隠してみたのすごいのを! 肋骨の裏に! 戻れないね… 軋む身体を引きづり向かう アナタのそばへ 無視しないで!醜いワタシを 最後まで責任取って食べてね? 肝臓さえも。腎臓さえも。 膵臓さえも。感情さえも ワタシには要らないの 最後に抱きしめてね?