AWA
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  • 2024.01.20
  • 6:04
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歌詞

「わたしは 天から堕ちた蝶ですから 月の光に導かれ いつかは夜に還らねばなりません それでもアナタが 狭間の夢を望むなら 胡蝶は想いに応えましょう」 そばにいて アナタ はなれてよ ウソよ 恋をした少女 わがままなお姫さま 欲しいのは すべて 要らないわ ぜんぶ うつつさえ覆う 蝶のはばたき 宙に舞う 七色の翅模様 ふたりしか知らない虹の中 「愛してる」 ふたりで吐くウソ ゆれる蒼 毒電波の鱗粉は 狂える 甘い紫 「抱きしめて」 ふたりが裂く繭 冴える朱 一夜の夢 闇夜の玉の枝 恋の静寂に 「わたし お姫様だから 欲しい物たくさんあるの ぜんぶ ぜーんぶアナタが持ってくるの どうか約束してくださいましね 離れ離れになる その時がくるまで……」 忘れてよ イヤよ 忘れないで 好きよ 恋をする少女 うるわしのお姫さま 知らないわ罪も あたえるの罰を ぬばたまのあめ 蝶のかがやき 動き出す時の針 恋模様 「ふたりだけ」 それだけでいいのに 「愛してる」 ふたりで視た夢 霞む蒼 宙に落ちる 輪郭は ふるえて祈る紫 「抱きしめて」 ふたりが剥く傷 したる朱 千夜一夜 天女の羽衣 終わる予感に 「わたし、 月に還らねばなりません 迷える子兎たちが 極彩色の帯を用意して 待っています わたしは、仮初めの躰を捨て 地より花が枯れようと 天から病が降ろうとも 天使の姿に戻るのです 「いいえ これ以上 欲しいものは無いよ 仏様のありがたい鉢も 世にも美しい貝殻も 色とりどりな玉の枝も 決して燃えない鼠の衣も 龍の頸から取った宝玉も 「……なんで泣くんですか それは卑怯です 蝶々は夢の象徴 愛なんて蝶が見せた幻想だと わかっていたくせに お月さまは馬鹿なふたりのこと 見守っていたんです」 「まったく仕方のない人ですね では姫の最後のわがまま 聞いてくれますか どうか どうか 天が許してくれるのなら 夢から醒めてもわたしのことを ■■■■■■■■■■■■■■■■ †昇天†」 かくしてた感情は 雪模様 ふたりには 儚く降り積もる 愛してた ふたりが視た夢 欠ける蒼 刻の残滓 鱗片は幻 夜の紫 抱きしめた ふたりの唇 溶けた朱 永訣の夜 月光に煌めく 翅の虹色 「好きだったよ ばいばい」

1曲 | 2024

このアルバムの収録曲

  • 1.月虹蝶
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