行き詰まる度 目を凝らすと 気づけばそこにやってきて 残像のように 視界の中 真っ黒にこべりつくのさ 身体まで広がって 染まりきる前に 我ら皆不安定Keeper 思考止め眠りにつけ 目が覚めたその時は 少しだけ強くなれる 行き詰まる度 この気持ちの 正体を知りたくなくて 見つめないように ごまかすように 鏡台の裏に隠した 詰め込んだのは不透明な 明日か今日までの君か やがていつかと祈るだけじゃ 気配は濃くなるだけさ “立ち向かえ”その声は 確かに聞こえる 裏側は不安定Deeper 他の誰もわからない 糧にして進めたら 少しだけ強くなれる 影を伸ばして沈んでいく 憂た夕日もまた登っていくから 二つは一つで僕らも同じで 素晴らしい 身体まで広がって 染まりきる前に 我ら皆不安定Keeper 思考止め眠りにつけ 目が覚めたその時は 少しだけ強くなれる (立ち止まった時は背中を押すから どうか僕を嫌っていて) (遠ざかる君へ 静かに手を振るから) 他の誰もわからない 胸を掴む重りは少しずつ歩いている 証だ