梅雨空の雨に打たれたバス停は あの日と何も変わらずそこにある 君と別れた場所だけが少し違って 僕の気持ちはまだ君のまま 雨の匂いに混ざる切なさが 僕を包んで全てを染める あの頃に戻れるなら また笑顔で出会いたい 梅雨の雨が止んで空が晴れると 君と過ごしたあの日のように 微笑みながら手を繋ぎ歩いてゆこう 僕らは二人ずっと傍にいよう 時雨空の雨が降りそそぐバス停は あの時の記憶をよびさます 貴方のいない場所だけは少し 寂しげで 私の心はまだ秋時雨 虹の香りにうつろう寂しさが 君の笑顔を忘れさせてくれない あの頃に戻れるなら きっと笑顔で話せるね 降り続く雨見て思い出されてく 君と過ごしたあの日のこと この胸の中に留めて歩いてゆこう 私は1人 ゆっくりと歩き出す 雨音で隠れた 涙が心の奥で揺れている 君への想いが枯れることはない 時が流れてく 氷雨も降ってきた 切なさが胸にあふれる あの時のバス停は 春になくなるみたい 僕の心だけ置いていかないでよ 降り続く雨みて 思い出されてく 君と過ごしたあの日のこと この胸の中に留めて歩いてゆこう 暖かい日差しの春日和を求めて