最低な嘘を並べて 憂鬱な毎日を過ごす 自分を守る術など まるで分からなくなった 何も持たない勇気を 今この手に 捨て去った感情 誰にも分かりはしない あなただけ信じた あの陽炎 ふいに囚われては 二度と離れられない 虚ろなまま霞む あの陽炎 赤く燃えた情熱 秘めた心の奥に 錆びて動かなくなった 小さな歯車みたいだ 誰も気づかないくらい ほんの少しの 過ちさえ許し 願いをかけてくれた たった一つ誓う あの陽炎 遠く光の中 待ち続けてくれたね あなただけ信じた あの陽炎 揺れて 絶え間なく まだ続いてく 時代の水面に 流れ行く船 一人遠くへ 漂いながら ふいに囚われては 二度と離れられない 虚ろなまま霞む あの陽炎 遠く光の中 待ち続けてくれたね あなただけ信じた あの陽炎