たとえば 色と隅 空白を漂うなら それでも 道の先 遠い朝に花をひとつ どこかで知っていた はじめましての胸騒ぎ 大喝采だ 大洪水だ あなたの手に、手に、触れた 最終便の連絡船で なにも言わないまま 今はただ 光のなか さよなら訪問者 とりあえずお昼寝しよう 小さな水槽から 逃げる泡のゆくえ知れず どこかで知っていた 誰かのパノラマ 愛よりも知っていた そこに居てね溶けあうまで 大喝采だ 大洪水だ 世界のかけらに触れた 最大級の再構成だ あなたの手に、手に、 グッドナイトヒーラー 曖昧で今 わたしがわたしに孵る 最終便の連絡船で なにも言わないまま 蛹のなか 目を開いた
