閉じ込められたまま 芽吹いたこの種は 想いに根を張る様に 消えないわ 傷つくことでしか 気付けない感情が 成し遂げる 怨みの収穫 暗い暗い奈落から 這い寄る様に 流れる黄金の髪 その先まで憎しみを感じてるわ 狂おしい程 求めてきた憧れの 果て迄伸ばしていく 復讐劇 窓から視ていたわ 誰かが幸せな 記憶に実った呪いを 消さないわ 痛みを感じない 髪なら構わない 解けないほどに結んで キラキラした嫌い 重い絶望 心へ掛けてあげるわ 息もできない経験 知ればいいわ 想いの強さ 酷な方が濃くなるわ 永遠に残るから "残酷"なの 書き進していくわ "痛い" "辛い" "憎い" "欲しい" 『街は皆んな幸せそう。 自分の世界しか見ていない。 誰も、なんにも知らないの? ……忌々しいわね。 黒い気持ち持っていたら、 そんな風にはきっと笑えない。 だから、教えてあげるわ。 ……後悔するほど。』