ここではないどこかに 本当の居場所があると 信じて夢見た日々は遥か遠く 春颯告げる 待ち焦がれた季節の始まりは 天空の瑠璃色、 ミモザの黄色に高揚を覚える るるら るるら るるら るるら るるら るるら るら るらる 高らかに口遊んで るるら るるら るるら るるら るるら るるら るら るらる 怖れなど吹き飛ばすよ ここではないどこかへ 想いをはせて生きた 目をつむれば あの頃のあたしが無邪気に笑う どこかではないここで 悲しみ苦しみ愛を背負って 目を背けず生きている 確かに今を。 どこかではないここで 想いをはせて生きる 目をつむれば 春の宵がやわらかくあたしに纏う どこかではないここで 想いをはせて生きる 未知なる世界は平等に待っている。 信じて生きている、 素晴らしきこの世界を。 心に宿すはスピカ。