愛していた 孕めに邑れて 回避していた 悴む全てを 永遠に消えた その結末さえ 愛していた 遍く全てを 絶える鼓動さえも せせらぎ隅の向こう 祟り明方の蒼 枯れうる路地 蛆みたいな容姿も 惑うくらい手にされた現実 愛していた 孕めに邑れて 回避していた 悴む全てを 永遠に消えた その結末さえ ゆらり揺られて未開の場所へ 晒し現れるもののけ哀しみ 不思議なことねと呟く あなたにばかり頼って ねぇ 全て未開のこの場所へ 奈落の底でも萬ノ理 荒地に反り立てば 同じ過ちを嗅ぎ悟った 嗚呼 出会いは全てこの場所で せせらぎ隅の向こう 絡まっていた夜 不安定な幻想 関わりたかった 恵まれなかった すれ違う情報 捏造 攫われた結果 彷徨う 嘘偽りの無い邪な鳥居 宛もなく祈り佇み その刹那 駆け巡った 嗚呼 過ぎ去りし あなたは何処へ 晒し現れるもののけ哀しみ 不思議なことねと呟く あなたにばかり頼って ねぇ 全て未開のこの場所へ 奈落の底でも萬ノ理 荒地に反り立てば 同じ過ちを嗅ぎ悟った 嗚呼 僕を殺して 嗚呼 せせらぎ隅の向こう