君はいつも聞こえない ふりしてるけど 僕はもう気付いたのさ 腕の中に抱え込んだ歳月は ほら 音を立てて崩れ落ちた <♪> 何故に人は喜びをすぐに忘れて 悲しみを唄うのさ 雲の中に溜め込んだ涙は ほら 雨になってこぼれ落ちた 思い出の中に生きる ことにはもう飽きただろう? 舟を出さないか 二人で海へ 水しぶきに埋もれないように 君を幸せに 宝物一つ見つけよう 君が踏み出せばいい <♪> 悲しいことが 喜びをさえぎるのはきっと 君が優しい証拠さ せめて僕は君の手を離さずにいよう 「安心」の意味を君が知るまで 海原で拾い上げた 星屑で君を照らそう 愛に膨らむ臆病な胸を 水しぶきに埋もれないように 君を幸せに なくしたものはもうどうでもいい 今は踏み出せばいい 奇跡待ちわびる愚か者も あざ笑う賢者も 宝物一つ見つけるには 互いに踏み出せばいい 君が踏み出せばいい 僕が踏み出せばいい <♪> 君はいつも聞こえない ふりしてるけど 本当は解ってるんだろう 雲の中に溜め込んだ涙は ほら 雨になってこぼれ落ちた