気がついたら僕は時間という波に 一人取り残されてしまって 誰も僕のことなど少しも見えていないようでした 俯いて無くしたものをどこかと探して回ったところで その波に全てを流されてしまった後でした タイムラインなんか眺めて歩き続けたって 目の前のことでさえ 確かに見落としてる 一人では世界を変えることなんて できない それなら 声がちぎれるほどに僕は歌う いつからか人は『0と1』の羅列に 生活を縛られてばっかり 旅に出る理由はみんな見栄えを気にしてのことでした みんな自分達の目的地なんかより タイムラインを気にしちゃって 大事なものを見落としてることにも 気付きませんでした タイムラインばっか気にして迷い続けても 生きる意味でさえ まだ見つけられない 離れた誰かに届くものなんて わからない それでも 声が枯れるまでに僕は歌う 君との距離はこんなに近いのに 時間が僕とすれ違ってる いくらリューズを回したところで今の君と会えなくて 壊れた心で 何かを探しても 時間は溶けてる もう秒針は戻らない タイムラインなんか眺めて歩き続けたって 目の前のことでさえ 確かに見落としてる 一人では世界を変えることなんて できない それなら 声がちぎれるほどに僕は歌う