朝ぼらけ 昼下がり 夕まぐれ 宵の淵 探しても見つからないけど 天使はいつも微笑んでいる 強い日差しで 僕をさらって あの出来事を焼き切り、そして 透き通る日々を表すための 好きな言葉を用意して 夏の庭 さあ駆け抜けよう! この季節は僕らを守るだろう 天国にも負けていないよ 放射線状広がる未来を全て全て 捕まえに行こうよ 時間を全て全て止めてくれ 真昼の月のようにそばにいてくれ 耳鳴りを言葉と捉えないでね 僕の気が狂わないように 靴を脱いで線を超えて彼岸の街で 踊れ ディスプレイ映る君が生きていた 頃を真似て 愛の花 虹の束全てをダメにして ゆっくりと今、目が覚めていく 夢を見る 君と二人で 一つだけの未来を語ろう いつまでも 空っぽでいよう 白い光を反射できるよう こぼれた水も許せるように でも なぜだろう ひどく冷たい 八月にたどり着けないの 水辺には僕がただ一人 夏の手前 波のしじまへ 輪廻の果てへ 消えていく