華やいだ街の音は 今日も味気なくて それでも時間に押され うずくまり耳を塞ぐ 灰色の空はまるで 映し出す未来のよう 見えない暗闇をただ あてもなく歩いてゆく 今吹き抜ける春疾風 新たな息吹を告げる風の音 ならば僕のこのためらいも 溶かして欲しい いつのまにか歪んでしまった この心にあなたの声が いつの日にか 届くように 自分へと手を伸ばす小さな蕾を 踏みつけてまで 何処へ行こうとしたんだろう 今吹き抜ける春疾風 新たな息吹を告げる風の音 ならば僕のこのためらいも 溶かして欲しい いつのまにか歪んでしまった この心にあなたの声が いつの日にか 届くように 春疾風…春疾風…春疾風… 吹き抜ける風に 願いを乗せて 約束の場所へ いつの日にか