くるまった《母≠箱》の中 ボクの未来は生まれた うずくまった部屋を出て 希望をノックした 陽炎達の揺れる声 風がなでるウィンドチャイム うだる夏の星の声 世界は《閉鎖》した 鯨みたいな白い雲 青い海を泳いでる 無邪気な空は自由だと 土と花は嘆いた あどけない表情ではしゃぐ君の側で 少し笑った あどけない世界が終わらないように 心ごとつないで歌った 凍えそうな辛い冬もやがて春に つながるようにと あどけない誰かが 「終」という文字の冬隣り 糸を隠したのかな 春舞った風の中 陽だまりの花が死んだ 揶揄った虫達も 土に眠ったかな 好きだったあの人が お別れもなく死んだのはきっと 汚れてく大地よりも空が 愛おしく感じたからさ つないだ糸を切らないでよ 君を感じていたいんだ しどけない表情で沈む君の側で 手を握った しどけない世界よ終わらないでと 涙を堪えて歌った ボクらをつないだ見えないこの糸が 切れてしまっても 半分個の糸で「絆」じゃないか! 結び直せばそうヒトはやり直せるよ いつからだっけボクたちのせいで 腐って濁って淀んだ世界を 諦める前に進み出す前に前に たぐり寄せる糸を手前に 聞こえるでしょ 生まれ変わる世界を奏でる歌 《祝福》の声が ラララ ラン ララ ランラン ララララ ラン ラン ラン ララン ラン ラララ ラン ララ ランラン ランラ ランランラン ラララ ラン あどけない表情で生きる君の側で 歌うよずっと あどけない世界が終わらないように 僕たちの心を重ねて ララララ ララ ラーラ ラララ ラーララー ラララ ラララーラ ラーララ ララララ ララーラ ラーラ ララーラ ララ あどけない世界に止まない歌を 君に 君に 君に 君に 聞こえるよ、鐘の音が